誰も取り残さない豊橋公園へ!

アリーナでは無く、豊橋公園らしくあるための提案です。

せめてもの、爪痕。

なんのための日々だったのだろう?

今日の中日新聞の、アリーナの記事読んでそう思いました。

むなしさや絶望、虚無感に襲われている人も多いのではないかな。

 

これまであれほど、アリーナ計画の不透明さや非合理的な面に関して、独自に追求し、その姿勢の上での公約の元、立候補して市長となった人が、激しい推進側の反発や攻撃があったとはいえ、公平さのため、としながら、これまで通りの計画を結果的に推し進めるにとどまる今。

一見、反対派の声も聞く「体」を見せつつも、実際はこれまでと変わらない、という落ちになってしまっているのが現状の豊橋市です。

 

かつて、愛知万博問題(後の愛・地球博)の動きを見てきた身としては、様々な違いを嫌と言うほど実感しています。

あの当時、会場予定地が一部残して変更、そのために反対・推進サイド、専門家交えての検討会議も開かれたという出来事から。

 

あれから、市民合意形成が熟成されるはずだったのでは、と思いきや、開発を進めようとする行政側は、市民の意見を聞く余地を持たず、だまし討ちのように計画を進めるあらゆる手立ての方が勝ってしまっているのは、全国的に多いことなのではないかな。

 

環境重視の世の中に舵を切ったかと思えば、そうではない面も依然生き残っており、形骸化する環境政策、そして人々の関心の行方には、安心できない現状もあります。

 

そんな中、ネイチャーポジティブやグリーンインフラという動きも見られ、都市公園は本来その意味でも、その樹木や環境は未来に価値をますます深めていくべき物であるはずです。

 

そして本来、行政も、計画を推し進める事業者も、懸念する側の市民の声を無視して推し進めるのは未来的な姿なのではなく、特に企業としての姿勢には大いに疑問も出てくるのではないでしょうか。

 

なかなか、このところ、向き合えずにいて、ここも書けずにいました。

今後どう動けば良いのか、または道があるのか、それも分かりません。

ようやく、今回ここに書くことが出来ました。せめてもの爪痕とします。

また何かあれば動くのかも知れませんが。

公園としてのふさわしい姿が、ここにある。

 

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本来公園は、まちなかの人の癒やしと憩いの場で、日常の疲れた心を落ち着かせてほっとして、次へのエネルギーにつなげたり、それぞれの身の丈の健康作りとしての場であったりする場なのである。

海外の人の休日の楽しみ方は、公園の緑の中で、シートに座り、ひたすらのんびり過ごす、というもののようである。

始終イベントが無いと良くないかのような日本の有り様や、増して稼ぐ場として、商業利用にすることはないものと思います。

そして、年の公園緑地と樹木などの環境は、まちなかの生き物の生息地でもあり、子どもたちが最初に自然にふれあえる場所でもあり、大人も含めた人が、自然とのふれあいへの入り口ともなる場所でもあると思う。

保全地域に指定される自然保護地や里山、奥山も大切なのと同様に、まちなかや、人の暮らす場所のすぐそばにある公園緑地も、生物多様性や、ヒートアイランド緩和、心の健康のために欠かせないものであるはずです。

 

これ以上、この場所が、一部の人の都合の良いように再開発で、失われていくのはやはり止めたい。

私は政治的な動きは不得手で、おそらく無理にそれをすると逆に上手くはいかない。しかしそうで無い道で、公園のあり方について考えていく、伝えていく方法はまだあるのかも知れない。どうだろうか。

これまでの動き

住民投票で、アリーナ計画推進が決まりましたが、「反対派も納得する形での計画を」と、長坂市長は表明をしていましたし、そうなるものであるはず、とわずかな希望を持っていましたが、実際はどうであったのか、

皆さん、果たして、今の時点で、それを実感しているでしょうか?

 

浅井前市長時代のような、強引さまでは流石に無いですが、残念ながら、これまでの無理矢理に推し進める有様から、劇的に市民合意に向けての話し合いや徹底した説明に変わったかと言えば、その様子は見られません。

 

重い腰を上げて、これまでの様子についてここで述べていきたいと思います。

 

まず、

7月20日住民投票結果を受けて、長坂市長はアリーナ事業計画を、賛成意見が上回ったことから推進に切り替え、工事に速やかな開始と反対派の懸念を解消したいとの表明を行いました。

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当時、投票結果にとても気落ちしてしまった私でしたが、「速やかに工事の再開」というのを見て、やむにやまれず、まずは一人でも意見を送れる「市長への手紙」フォーム(市のサイト市長室のページにあります)に意見を送り、他の人も送って欲しい、と呼びかけも。

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その後、この計画に伴う、樹木伐採や、来たるであろう交通渋滞問題などを懸念している数名の方と、数回にわたる打ち合わせや連絡のやりとりの元、長坂市長への要望書を作成と、市長面会を行うことが出来たのでした(報道発表もあり)。

まだ道のりは途に就いたばかり、これからか、と思ったその日に・・・。

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あろうことか、その面会と同じ日に、なんと豊橋市はアリーナ事業のための、豊橋球場解体計画工事開催と、樹木伐採を行う旨の発表を行ったのです!

面会に訪れていた私達には、そのとき何も知らされず・・・!!

(後に市の担当者に問いただしましたが、発表までは非公表で、市民の特定の人に先に伝えるということは出来なかったということでしたが。)

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その後、10月22日に、周辺住民有志の方が、アリーナ建設に関する懸念に関して、申し入れを長坂市長宛に面会で行いました。

(工事に関する近隣住民向けの説明会開催~工事内容・工事期間・安全対策・交通規制に関して。工事に伴う問題が発生した場合に対応するための、市と事業者、施工業者、市民代表による「施工協議会(仮称)」の設置など)

 

しかし、それらに対して、豊橋市からの能動的な対応は無く、後日近隣校区八町地区には10月19日、21日に行った説明会の資料が回覧板で回されるのみと言ったものでした。

 

 

豊橋球場の移設先についても、他の場所の検討も市議会答弁で臭わせつつも?説明会2度開催の後に「安全性が確保された」とのことで変更はないままです。

 

そして豊橋球場解体の工事と樹木伐採が始まってしまいました。

工事再開・本日と21日説明会*2回目の要望書と市の回答を追記しました!!

www.city.toyohashi.lg.jp

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既に他の情報網でご存じの方も見えると思います。

第1回説明会当日になってのお知らせ済みません。21日火曜日午後からもあります。

(私は先週から本調子では無い事もあり、混雑する豊橋まつりの今日行くのは控えます。)

 

*追記

10月10日までに、要望文を何度も仲閒の方と推敲して、スポーツ部スポーツ施設再編室の方とも連絡取りながら、ようやく長坂市長との面会と、先回の要望分提出となって、これから、と思ってそれぞれ帰途に就いた途端、なんと同日に上記の工事再開と説明会のお知らせが報道発表され、これまでの面会と要望までの道のりは、形式に過ぎなかったのか、と、失望が広がったのでした。

以下に、それを受けての2度目の要望書を提出しました(このときの市長面会はありません)。尚、要望内容の1)~6)に対しての、スポーツ施設再編室北村主幹からの回答も掲載しておきます((回答)として、各項目毎に記載)。

 

                 要望書

愛知県豊橋市長 長坂尚登様

              これからの豊橋公園と新アリーナについて考える会

                        代表 配島 紗苗

 去る2025年10月10日、住民投票で事業継続となった多目的屋内施設(新アリーナ)建設計画の進め方についての私達の要望書を受け取って頂き、有難うございました。

 しかしながら、まさに同日に、工事が10月27日に再開されるという発表があり、大きな衝撃を受けています。野球場移転に関してもまだ具体的に決まっていないのに、なぜ性急に工事を再開する必要があるのでしょうか。第一回目の説明会を10月19日に予定していますが、わずか一週間前に説明会を行っただけで、地元住民と十分な話し合いもなく、工事を再開するというのは理会し難いことです。

 10月10日に私達が長坂市長に強く求めたことの一つは、「『決定事項』として一方的な通達を行うのではなく、市民の意見をよく聞き、計画に反映して下さい」ということでした。

 つきましては、新たに要望書を提出致します。

 

 「【仮設計画図】車両走行経路と警備員配置(R.7.10.27~R8.9.30)」の中に「旧豊橋球場解体に伴う樹木伐採範囲」としてピンク色で示された部分は、野球場全体を囲んでいます。

 

1)伐採される木は既に選定済みなのでしょうか。私達が強く保全を求めている、東側エリアの希少種シノブが着生するクスノキがある一帯の樹木のまとまりの扱いがどうなるのか、不安が拭えません。10月10日に長坂市長は「植樹はプロが行うので安心して下さい」と仰いましたが、プロが行えば安心という説明は納得し難いです。クスノキに希少種シノブが着生するのは偶然の産物で、移植による影響は予測できません。伐採図面が既にあるなら、開示し説明をお願いします。

(回答)希少種シノブが着生するクスノキは伐採しない。このクスノキ以外全て伐採するということではない。伐採図面は無い。

 

2)「要求水準書」において、豊橋市は事業者に対して「できる限り」という曖昧な表現により、市民の想いを蔑ろにした伐採が行われることを非常に危惧しています。保全の具体的根拠や判断基準」を示して下さい。

(回答)判断基準は無い。

 

3)新アリーナ建設事業(以下「本事業」)はPFI方式で進められています。契約には、「景観配慮」や「植え替え義務」などの条項が含まれています。契約内容を開示し、「伐採の必要性」や「代替植樹の計画」について市民や議会と協議して下さい。

(回答)契約書は請求すれば開示される。

 

4)アリーナ建設地は国有地です。「景観保全」や「公共性維持」について、国との契約条件を開示し、伐採が契約違反に該当しないか明らかにして下さい。

(回答)契約書は請求すれば開示される。

 

5)本事業の規模はとても大きく、環境影響評価の対象となる可能性があります。「緑地率の低下」「都市環境への影響」について、中立的な第三者の専門家を交え、再評価を行って下さい。

(回答)環境アセスの対象外なので行わない。

 

6)現在、「ウッドショック」といわれる現象が起きており、木材の価格が高騰しています。他の公園の例では、伐採樹木は入札で売却しています。本事業においては、どのような予定ですか?処分費を払って引き取った樹木により、事業者が利益を上げるようなことがあれば、市民の理解は得難く、またその場合、樹齢の長い良い大木ほど率先して切られてしまったりする懸念が大きいです。伐採される樹木の扱いについて最終段階まで明らかにして下さい。

(回答)伐採樹木の処分は市が行うので、業者が利益を得るということはない。

 以上の質問及び要望に対して、10月19日の第一回目の説明会までにご回答下さい。ご回答を頂けるまでは、樹木の伐採開始を保留にして下さい。

 宜しくお願い致します。

 

*(回答)を頂いた後で。

1)再三申し上げますが、『決定事項』として一方的な通達を行うのではなく、市民の意見をよく聞き、計画に反映して下さい。性急な工事の実施はやめて下さい。

2)東側エリアの樹木に印をつけるだけのことが出来ないのは、伐採が場当たり的に行われるのだと考えざるを得ません。伐採図面を作成し、公開して下さい。

(*下に補足説明あり)

3)工事によって、とりわけ周辺住民に与える影響と不安は計り知れません。対象外なら行わなくてもいいというものではありません。豊橋公園周辺は、第一種住居地域に指定され、多くの住宅が密集しています。環境アセスメントを至急実施して下さい。

 

*2)についての補足説明。伐採図面は知らされていませんが、2024年11月時点で、保全する対象樹木の剪定は行われていて、青いロープが対象樹に巻かれています、概ね、市の木であるクスノキ、県の木ハナノキ、ソメイヨシノクロマツなど。行政がありがちな指定と言えるかも。まとまりの樹木や、周囲の生き物との関連にまでは考慮されてはいないものと言えます。